仮想通貨のリップルは、リップル社の中央集権的システムで運営されているけれど実は・・
全ての仮想通貨は、どこかの誰かが開発をして誕生するということになっていますが、基本的に権利に関しては利用者同士で管理するという性質になっています。
しかし、リップルの場合は開発や運営をリップル社に一任されているという状態になっていて、他の仮想通貨とは異なり中央集権的システムで運営されているということが特徴的です。
これは言い換えるのなら金融機関が発行する法定通貨と同じような仕組みになっていて、例えば日本円の場合は日本銀行が運営するということになっているように、日本銀行が破綻してしまうと日本円には価値が無くなってしまいます。
同じように仮想通貨のリップルに関してもリップル社が破綻してしまうというような事態になってしまうと価値が失われてしまうということに繋がりますので、仮想通貨としてはリスクが大きいということにも繋がります。
このリスクを避けるためにリップル社では運営や権利などを分散化するように心がけているということが特徴的になっていて、仮想通貨を運営するネットワークなどに関してはリップル社が破綻してしまっても継続するように構築されています。
最終的にはリップル社が何もせずともリップルを運営することが出来るような仕組みを構築するように行動していますが、2018年3月現在では、まだまだリップルは中央集権的システムで運営されているということを知っておいてください。
ちなみに、仮想通貨が分散型システムを基本としている理由の一つにビットコインが挙げられます。
ビットコインが世界で初めて誕生した仮想通貨ということもあり、ビットコインに使われているブロックチェーン技術とP2Pネットワークが分散型システムとなっていますので、仮想通貨には分散型システムが採用されているケースが多いということになります。
最近では、国家や団体が仮想通貨の発行や運営をするというニュースを耳にすることも多くなっていますので、法定通貨に代わって仮想通貨が一般的に利用される未来というのも近いのかもしれません。
PS.
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